この記事では、
「学校を休みがちな人」や「学校に行きたくない」と思っている学生HSPさんに向けて対処法をご紹介します。
また、実際に私が辛い思いをして学校に通い続けた感想も少しお話ししているのでぜひ参考にしていただければなと思います。
HSPが辛すぎて学校を休むことは甘えなのか?
嫌いなものを食べたくない。
閉所恐怖症だから狭いところには行きたくない。
などと同じように「学校」という場所から離れたいというのも、本能的な問題だと同じです。
なのでHSPが辛すぎて学校を休むことは別に甘えでも悪い事でもないです。
ただHSPさんとそうでない人の違いは、HSPという「性質」は「学校という環境」がたまたま合わなかっただけなんですね。
だから性質を持っていない人よりも強いストレスを感じてしまう。
それなのに周りから甘えだと言われるのは、
①HSPが少数派であることや、②そもそも周りがHSPという存在を知らない。また③表面上「性質」でしかみられない可能性が考えられます。
HSPが辛くて学校に行きたくない時はどうすれば良いのか?
このままHSPで辛いことを理由にして休み続けるとそれは甘えとなります。
「学校行きたくない」で思考停止をせず、なら”自分はどうすれば良いのか”を考えなければいけません。
ですので以下からは3つの考え方を用意したのでぜひ参考にしてみてください。↓
そもそも「辛い原因」は何か考えてみよう
まず1番最初に自分が辛いと感じる原因をしっかり把握しておく必要があります。
人間関係か?
ずる休みと言われることか?
理解されないことか?
学校の雰囲気なのか?
ちょっとした事で落ち込んでしまう自分なのか?
何が辛くて学校に行きたくないのか一度思い返してみましょう。
原因がわかれば改善策を考えられます。
辛い原因のせいで自分はどうなるのか考えてみよう
考えてもらった原因ですが、次にその原因で自分がどうなってしまうのか考えてみましょう。
体調を壊してしまうのか。
勉強に集中できないのか。
毎日ストレスが溜まってしまうのか。
楽しく生きることができないのか。
これがまだ小さめの原因だったら十分改善はできますが、
もし日常生活や学業・心身に支障をきたしてしまうほどのものだったとしたら、何かを変える必要があるなということを頭に入れておくべきです。
人によっては環境を変えなければいけないほどのことでもあるので家族に話す必要も出てきます。
ですがいざ相談してみるとなかなか親にわかってもらえないという人が多いんですね。
ですがあなたが何が、どれくらい、どのように辛いか正直に話すことで必ずわかってもらえます。
親も子供が辛いことを無理やりさせることはしたくないはずですから。
自分はどんな環境だと頑張れるか考えよう
最後に自分はどんな環境だと頑張れるのか、なりたいものになれるか考えてみましょう。
自分が1番心地よく感じる環境で頑張れるのなら学校に行かないというしてもいいと私は思います。
学校に行くメリットとしては、学力以外にも社会性・社交性を身につけられたり就職時に有利だということはあります。
ですが何より1番大事なのは、今を楽しくあなたらしく生きられているかではないでしょうか。
「みんな辛いのは同じなんだから我慢して頑張るべきだ。」
と日本は我慢が美徳みたいな風潮がありますが、どうせ頑張るなら自分が最適な場所で頑張った方が効率も伸びも気分も上がると思いませんか。
多様性な時代に変わりつつ今だからこそ、何もみんなと同じでなくてもいいのです。
そして今は昔と違って選択肢も幅広いです。↓
・通信制学校
・夜間学校
・フリースクール
・適応指導教室
・学区外登校
・個人指導塾
ぜひ、今一度自分はどんな環境だと頑張って楽しく自分らしく生きられるか考えてみてください。
HSPな私が辛いのを我慢して学校に行った感想
私は小中高そして社会人とごく一般的な教育環境で過ごしてきました。
20歳になった今思い返すと、辛いことだらけで楽しかった記憶はほとんどありません。
楽しくはなかったけど、学校に行って役立ったことといえば基礎的学力と資格ですね。
やはり資格は就職時に役立ちました。ですが結局その仕事も辛く1年ちょっとでやめてしまいましたけどね。
あんなに辛い思いをして数年間過ごしてきたのに、得られたのは結構少なかったなあと感じました。
もし私が学生の頃の自分にアドバイスができるなら、
・辛いだけだから無理して人と関わろうとするな!
・空いた時間で自分で稼ぐための知識やスキルを身につけろ!
・通信制の選択肢もあるんだぞ!
・卒業後は選択肢が広いから自由に生きていくための準備をしとけ!
・道は正社員だけじゃない。
と言いたいです。
〜最後に〜
不安や心配、辛い思いをしているときは視野が狭くなりやすいです。
ですが選択肢は無限にあります。あなたがどう選択するかによって幸せな道か辛い道に分かれるでしょう。
自分と同じHSPさんはどのような生き方をしているか本やネットで調べてみると色々な可能性が見えてくるのでおすすめですよ。
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