この記事では限界ギリギリで辛い状態のHSPさんに向けて限界サインをはじめ、出てくる影響や対処法などについて詳しく解説しています。
辛いときは休んでも良いんです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
HSPの限界サイン 〜複数当てはまったらヤバいです。〜
まずはじめに今のあなたが以下の項目に何個当てはまるかチェックをして見てください。↓
・好きなことへの興味が薄れる
・理由もないのに緊張している
・腹痛・頭痛・肩こり・胃腸の調子が悪い
・なぜか涙が出る
・休日も辛い(ゆっくり休めない)
・手が震えたり、呼吸がしにくくなる
・不眠症になる
・前よりも疲れやすい
・前よりも音や匂いに敏感になる
・将来の不安がとてつもなく大きい
・疲れてどうでも良くなる
もし複数当てはまった場合、「心身ともにそろそろ限界が来ているか」もしくは「二次障害へと近づいている可能性」があります。
あなたが身体と心の両方に様々な影響が出ているのを感じているならばストレスが限界まできているサインです。
こういった時は、今自分が辛いと感じてやっていることを一旦お休みして心身ともに休息させることを優先にしてあげてください。
「まだまだ頑張れるでしょ。」
「たったこれだけでもう限界なの?」
などと周りに言われたとしても、自分を責めたとしてもあなたが限界だと感じればそれは限界なのです。
疲れやすい性質だからこそ自分自身を許し休ませてあげても良いのではないでしょうか。
HSPが限界を超えたらどうなるか?
今までたくさん溜め込んできたストレスや我慢が抑えられなくなり、まるでダム崩壊の如く爆発します。
爆発すると身体的・心理的に異常が見られるようになります。
身体症状だと、肩こり・頭痛・吐き気・寒気・震え・息苦しさ・悪寒・眩暈・腹痛・涙が止まらないなど。
心理的症状だと、不安・パニック・悲しい・あることを延々と考え続けてしまう・イライラ・やる気が出ないなどなど。
人によってはうつ病や不安障害・パニック障害・強迫性障害・適応障害など2次障害を起こしてしまう人もいます。
ですので少しでも「いつもと違う」と感じたら、見て見ぬ振りはせず適切に対応することが大事です。
HSPで限界を感じたら即休息してください
少しでも異常を感じたらすぐさま休息するようにしてください。
「まだ大丈夫。」
「他の人も頑張っているから。」
と思っているのであれば、これは悪い症状を進行させてしまう恐ろしい考え方です。
HSPさんは自己肯定感が低く真面目な方が多いので、この考えをし続けているうちに症状が悪化し限界突破をしてしまう人がたくさんいます。
最悪の場合だと自殺をする人もいます。
そうならないためにも初期段階のうちに休息を与えてあげることが大事です。
私は初期段階から自分自身の気持ちを無視し続けてきたため鬱病になり、治すまでに多くの時間と労力・ストレスがかかりました。
早い段階で自分を許し休息を取ってあげた方がその分治りも早いです。今自分がどうすれば良いかわからないなら休息をとりましょう。
あなたの人生100年はあるのですから少しの期間くらい休んでも問題なんてありません。
今すぐ始められる一時的な対処法
可能ならある程度長めの休息を取れれば良いのですが、以下からは今すぐ実践したいという方におすすめの対処法を3つ紹介します。
1人で安心できる環境を作る
自分にとって心から落ち着ける空間を作りましょう。
不快に感じる光や音を全て遮断し、部屋も自分が1番心地よく感じる温度設定にしましょう。
環境づくりのポイントは、自分がお気に入りのものや安心できるものを全てかき集め側におくということ。
自分が安心できるものをそばに置いておくだけでも気持ちは落ち着くものです。
私は部屋から出なくても良いように好きな飲み物やお菓子を常備していました。
SNSを見ないようにする
2つ目は「SNSを見ないようにする」ということ。
SNSはたくさんの情報で溢れているので今の状態で見ると悶々と考えてしまったり気分も左右されやすいです。
特にインスタは相手と今の自分を比較してしまい、気分が落ち込みやすくなるので注意が必要です。
他にも通知オフやおやすみモードなどにして一旦スマホから離れましょう。
ノートに今の気持ちを書き出す
また「ノートに今の自分の気持ちを書き出す」という方法も思考が整理されスッキリするのでおすすめです。
自分の気持ちを書き出すことで可視化できるので自分は何で悩んでいるのか、そういった不安の原因を見つけるきっかけにもなります。
スマホでも良いですが、ノートの方が温かみがあり落ち着くのでおすすめですよ。
〜最後に〜
以上でHSPさんがストレスを抱え続けるとどうなるか分かっていただけたのではないかと思います。
私自身も親からの「…もう少し頑張ってみたら?」で無理し続けたらついに限界を超えてしまいました。
いろんな人に相談し意見をもらうのは良いことですが、1番は自分の気持ちを大切にしてあげてください。
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