HSPの仕事選びのポイント2つとおすすめの向いてる仕事について

HSP

HSPの方が仕事を選ぶ際には、ストレスや疲れを感じやすいことから職場環境や業務内容など、慎重に選びたいところです。

そこで、今回はHSPの方が仕事選びにおいて重要なポイントとして、2つの要素をご紹介します。

また、そのポイントに基づいたおすすめの職種についても一緒に見ていきましょう。
自分に合った仕事を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください

HSPとは?

HSPとは、感覚が敏感で繊細であり周囲の刺激に強く反応しやすい人のことをいいます。

例えば、

・小さい音から大きい音まで敏感に反応する。
・眩しい光が苦手
・他人の感情に共感しやすかったり、左右されやすい。
・人混みにいるとすぐ疲れる

といったこと症状が当てはまる人が多くストレスを感じやすい傾向にあります。

一見、病気と勘違いされやすいですがHSPは生まれつきの性格傾向のことを指します。

ここまででHSP=ネガティヴなイメージを感じるかもしれませんが実は大きな能力を持っています。

それは、

・独創的な思考やアイディアが思いつく
・感情表現が豊か
・興味を持ったものに対する高い集中力
・他人に対する共感力が高い

などなど。

HSPという性質ゆえの能力があるのでしっかり理解することで、仕事選びに役立ったりキャリアアップも見込めます。

HSPが仕事選びで重視すべきポイント2つ

以下からはHSPが仕事選びで重視すべきポイント3つをそれぞれご紹介していきます。↓

仕事選びのポイント3つ

①自分に合った環境を選ぶ
②ストレスが少なく、自分のペースで仕事ができる職場を選ぶ

自分にあった環境を選ぶ

HSPは環境に敏感であるため、「職場の環境」「人間関係」によってはストレスを感じやすい傾向があります。

どんな職種に就くかを考えるのももちろん大事なのですが、自分に合った環境を選ぶことが何よりも大切なポイントになってきます。

自分にあった環境の具体例として、

・静かで落ち着いた職場
・自分の好きな音楽を聴きながら仕事ができる環境
・作業に集中できる職場

などが考えられます。

おすすめの業種としては、

・美術館員
⇨資料や作品を注意深くみることができ、展示物の解説や研究などに向いている。


・カウンセラー
⇨人の悩みを理解・共感しやすいため同情的なアプローチができる。


・クリエイティブ職(webデザイナー、動画・映像クリエイター、イラストレーター)
⇨自己表現に敏感で創造的活動に興味を持てるので持ち前の能力を発揮しやすい。

などがおすすめです。

ストレスが少なく、自分のペースで仕事ができる職場を選ぶ

HSPはストレスに弱い傾向があるため、ストレスの少ない職場を選ぶことが望ましいです。

HSPの人にとってのストレスとは人それぞれですが、主に騒音や光、人間関係、時間管理などでストレスを感じてしまう方が多いです。ですので自分にとっての敵(ストレス)は何かを考えた上で仕事探しに活かしてみると良いでしょう。

その他にも仕事の「ペース」や「量」にも敏感に反応してしまいがちです。

HSPの方はじっくり考えて丁寧に取り組む傾向にあるので、あれやこれやと次々と渡される仕事や忙しい環境の職場だと周りのペースに呑まれ大きなストレスに繋がります。

自分のペースで、ストレスが少ない環境であると自分の力も発揮しやすいのでフリーランスや在宅でできる仕事などもHSPさんには合っています。

HSPにおすすめな仕事の特徴や性質

おすすめな仕事の特徴・性質

①細部に注意を払う仕事
②クリエイティブな仕事
③人と接する仕事
④独立した仕事
⑤知的な仕事

細部に注意を払う仕事

HSPは物事に対して繊細であり、細かいところまで注意深く見ることができるため「細部に注意を払う仕事」に向いています。

丁寧に仕事を行えるので高い品質の仕事ができ、ミスも少なくなります。これにより自分自身が完璧な仕事をしたという達成感や自信を得ることができるためやりがいも感じられます。

例を挙げるなら以下のような仕事です。↓

・美術館員
・ライター
・エディター
・製品設計者
・ITエンジニア
・翻訳者
・事務員
・アカウントマネージャー
・プロジェクトマネージャー
・編集者
・アシスタントプロデューサー

補足:ADHDも併発している人は、細かい作業が苦手な傾向にあるため人によっては苦手だと感じる人もいます。
HSPとADHDの両方を併発している人におすすめの記事を参考にしてみてください↓

クリエイティブな仕事

HSPは自己表現を好み、創造的な活動に興味を持つことが多いため、クリエイティブな仕事に向いています。

具体的な職業としては、以下の通りです。

・デザイナー
・アーティスト
・映像クリエイター
・動画クリエイター
・3DCGデザイナー
・イラストレーター
・フォトグラファー
・彫刻家
・グラフィックデザイナー
・webデザイナー
・インテリアデザイナー

この中では特に「Webデザイナー」が現実的で、実際に職としているHSPさんが多いです。

副業からでも始めやすく、最近はWEBデザイナーの通信スクールもたくさんありますのでおすすめです。

人と接する仕事

HSPは、他人の気持ちを敏感に察知でき人々の問題や悩みを理解しやすいです。

相手にとって最適な言葉を伝えられたり、アドバイスをすることができる場合があるので信頼関係を築きやすく相手から感謝されることがあるでしょう。

人のために役に立てているという実感がやりがいに繋がるのでモチベーションもアップしやすいです。

具体的な職業は以下の通り↓

・カウンセラー
・教育関連の仕事
・販売員
・接客業
・教師
・医療従業者
・ソーシャルワーカー
・福祉関係職員
・エステティシャン
・セラピスト

ただ、繊細さからストレスや緊張を感じやすいため心身ともに疲れやすい可能性が出てくるので自己管理やケアは必要になってくるというデメリットはあります。

特に、福祉関係や医療従業者は収入が高いので経済的安定は確保できるでしょう。

独立した仕事

HSPは、自分自身のペースで仕事を進めたいという傾向があるため、独立した仕事に向いています。

独立した仕事を選択することで人間関係で悩まされたり、毎朝慌ただしく通勤する必要がないのでHSPさんにとってストレスは少ないです。

最近は、「フリーランス」「在宅ワーカー」など正社員以外の働き方をしている人も増えてきているので独立可能な仕事にフォーカスして選んでみるのも一つの手ですよ。

にこ
にこ

HSPさんで独立して働いている人は結構多いので、そういった人のTwitterやYouTubeなどを見て視野を広げたり参考にしてみるのがおすすめです。

独立できる職業を挙げるならば以下の通りです。↓

・ライター
・グラフィックデザイナー
・フォトグラファー
・webデザイナー
・システムエンジニア
・マーケター
・アフィリエイター
・インテリアデザイナー
・プログラマー
・テレアポ・カスタマーサポート

自分の努力次第で収益をどこまでも伸ばせられるチャンスが潜んでいるので、学ぶことが好きな人や自立心がある人にはおすすめです。

時間はかかりますが始めやすく、稼げるものだと「アフィリエイター」

高収入を目指せるものですと

「システムエンジニア」や「プログラマー」ですね。

知的な仕事

HSPは知的好奇心が旺盛であり、自己実現や精神的な満足感を得るために、「知的な仕事」に興味を持つことが多いです。

職業を挙げるならば以下の通り↓

・研究者/アカデミック
・エンジニア・プログラマー
・システム開発者
・編集者/校正者
・データアナリスト
・ソフトウェア開発者

・デザイナー
・カウンセラー
・ライター

などの職種が挙げられます。

自分の興味や関心がある分野に対して深く掘り下げたり、ものすごい集中力を発揮できるので感受性を生かしながら専門的知識を高められます。

HSPさんは転職エージェントを利用するのがおすすめ

HSPさんは転職サイトよりも「転職エージェント」を使っての仕事探しがおすすめです。

エージェントでは求人情報の提供だけでなく、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策など就職活動全般にわたるアドバイスを提供してくれるので就職活動の不安やストレスが軽減されます。

おすすめの転職エージェントは以下の3つです。↓

ハタラクティブ
⇨短期間で就転職したい方におすすめ

日本の若者の就職応援サイト「いい就職.com」
⇨しっかり相談に乗ってもらいたい、親身に寄り添ってもらいたい人におすすめ

就職SHOP
⇨書類選考がないので経歴に自信がないという方におすすめ

登録自体は無料なのでぜひ活用してみてください。

〜最後に〜

仕事選びで意外と見落としがちな「環境」がHSPさんにとってはとても重要なのでぜひ今一度自分にとってどんな環境だと仕事がしやすいか考えてみてください。

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