プログラミング初心者にとっては、Progateは理想的な学習教材として知られていますが一方で、「簡単すぎる」「意味がない」という評価をされることもあります。
本記事では、Progateが簡単すぎると評価される理由や、その解決方法について解説します。
また、Progateを有効活用するための方法や、他のおすすめの学習方法についても紹介していきます。
Progate(プロゲート)が簡単すぎる・意味ないと言われるのはなぜ?
まずProgateは、初心者向けの学習教材であり基礎的な文法や概念を学ぶことができます。
そのため「プログラミングに少しでも触れたことがある人」にとっては、既に習得している内容も含まれているため、簡単すぎると感じる場合があります。
また、Progateでは実際の開発現場で必要なスキルや実践的なアプリケーション開発についての情報はあまり提供されていないため「実践的なスキルを身につけたい人や転職・副業を目指している人」にとっては、意味がないと感じるかもしれません。
しかし、Progateは親切でわかりやすい解説を提供しておりプログラミングの初心者にとっては非常に役立ち、楽しく学ぶことができる教材となっています。
プログラミングの基礎をしっかりと学ぶことで、将来的にはより高度な開発スキルを身につけるための基盤を作ることができます。
Progate(プロゲート)での学習が終わったら、次のステップへ進むべきか?何周かすべきか?
Progateでの学習が終わったら、
「次のステップへ進むべきか。」
「もしくは理解を深め定着させるために何周かすべきか。」
と悩む方もいらっしゃると思います。
どちらに決めるかの判断としては、自分の目標や習熟度に着目してみましょう。
例えば、
初心者の場合は、Progateを1周するだけではまだ十分なスキルが身についていない場合がありますので、何周か繰り返して学習することで基礎力を身につけることができます。
問題の何周すべきかについては個人差がありますが、基礎スキルを習得するためには繰り返しの学習は有効なので多くとも2周がちょうど良いでしょう。
一方で、
一定以上のスキルが身についた場合やより深い知識を求める場合は、次のステップへ進むことが必要です。
次のステップとは、例えば次の学習教材に進むことや、実際にプロジェクトに取り組んでみることなどが挙げられます。
この時には、Progateで身につけた基礎的なスキルを活かして応用力を身につけることが重要です。
以下から学んだ知識を有効活用するための学習方法についていくつか例を上げていきます。↓
学んだ知識を有効活用するための学習方法(初級者〜中級者)
学んだ知識を有効活用するためのおすすめの学習方法は以下の4つです。↓
アプリやサービスなど実践的なプロジェクトを作成してみる
1つ目が、「アプリやサービスなど実践的なプロジェクトを作成してみる」です。
インプットした知識を活用し、実際にWebアプリやサービスなどを作成することで習得したスキルを自分のものにし使いこなすことができるようになります。
アイディアも自分で考える必要があるので想像力も鍛えられ、より深い理解を得ることができるでしょう。
また、作成したアプリやプロジェクトなどはポートフォリオとしても活用できるので転職やキャリアアップに繋がるといった可能性も期待できます。
オープンソースプロジェクトに貢献する
オープンソースプロジェクトとは、誰でも自由にアクセスして、ソースコードを閲覧、使用、改変、配布することができるプロジェクトのことを指します。
世界中の開発者が参加し、自由度が高く公平な形で開発をすることができるのが特徴です。
具体的には、
GitHubやGitLabなどのオンラインプラットフォームで、コードやドキュメント、バグ報告などが公開されているプロジェクトがオープンソースプロジェクトとなります。
また、多くのオープンソースプロジェクトでは、誰でも貢献できるように、コミュニティやメーリングリスト、Slackなどのコミュニケーションチャンネルが設けられています。
オープンソースプロジェクトに参加することでのメリットとしては以下の通り↓
・スキルアップや経験値の向上が期待できる。
・他の開発者と交流ができ、新たな繋がりを作れる。
・キャリア構築になる。
ただ注意点としては、
参加するにはそれなりの技術力やコミュニケーションスキル、時間や労力が必要となるため、参加する前に自分自身の能力や環境を確認し、適切に判断することが大切になります。
オンラインの学習プラットフォームを利用する
Progateだけじゃ物足りないな。既に終わってるしなぁ〜
という方は「オンライン学習プラットフォームの利用」が非常に有益です。
既に基礎的なプログラミングスキルを身につけているためより高度なトピックやフレームワーク、ライブラリ、アルゴリズムなどについて学ぶことができます。
オンライン学習プラットフォームによっては、さまざまな分野やトピックに関するコースが用意されているので、ピンポイントに力をつけたい分野や興味のある分野を集中的に学習できることからも効果的な学習方法です。
中でも人気があるものとして、UdemyのWEB開発入門完全攻略コースがおすすめです。
認定資格の取得を目指す
プログラミングスキルを就職や転職に活かしたいな。
そう考えている人は「認定資格の取得を目指す」ことがおすすめです。
認定資格を取得することで、自分のスキルを客観的に証明できるので就転職やキャリアアップ、信頼性が高まるなどのさまざまな武器として使えます。
また、企業に所属している場合だと企業内でプロジェクト参加の機会が増える場合もあるので昇進や給与アップなどにも繋がるきっかけにもなるでしょう。
「認定資格=自分の力の証明書」という意味になるわけですから、持っているだけでも自分の自信になります。
資格取得のための勉強法としては、自分のスタイルや目的に合わせて書籍やプログラミングスクールなどを選ぶのが良いでしょう。
Proagate以外の学習方法
次はProgate以外の学習方法について4つ解説していきます。↓
プログラミングスクールを受講する
プログラミングスクールは、どうしても費用は高くなりますが基礎から応用まで段階的に学ぶことができ専門的知識を短期間で身につけることができるというメリットがあります。
エンジニア講師によるフィードバックやアドバイスを受けられるので効率的かつ質の高い学習ができ、スクールによっては「就職サポート」や「スキルアップサポート」がついている場合があるので、自分の目的に合わせても選択が可能です。
中でも幅広いコースがあるTechAcademy [テックアカデミー]がおすすめです。オンラインで完結なので最短4週間でスキルを身につけられます。
が、注意したいこととしてプログラミングスクールは初心者向けのカリキュラムが多い傾向にあるため、すでにスキルがある人にとっては逆に効率が悪く、向いていない場合があります。
ですので受講する際はしっかりそのスクールについて調べたり、無料カウンセリングを受けるなどをして自分にあっているか確かめましょう。
書籍や動画で学習する
「自分のペースで学習したい」
「低コストで手軽に勉強したい」
という方は書籍や動画での学習がおすすめです。
書籍やネット上にはあらゆるレベルの学習者に合わせた多種多様な教材があることから、自分にあった教材を選択することができます。
特定のコンセプトに焦点を当てて繰り返し「じっくりと理解を深められる」というメリットがあるので、忙しい人でも自分のスケジュールに合わせて学習に時間を割くことができます。
ただデメリットとして、
①実践的経験が少ない
②質問や相談ができない
③集中力が必要
といった問題が出てくるので、人によってはなかなか思い通りに学習を進められないという人も出てくると思います。
1人で学習を進めていくことに不安がある人は、「プログラミング質問サイト」を併用したり、余裕があるなら「オンラインスクール」を受講するのもおすすめです。
コミュニティに参加する
「新しいことを学びたい」
「他の人と関わりながら知識を深めたい」
という人は、コミュニティへの参加がおすすめです。
コミュニティに参加することで、
自分の知らなかった技術やツールに出会えたり、他のプログラマーのコードを見ることで新しいアイデアや実装方法を学ぶことできるといったメリットがあります。
また、人脈作りにも最適なので就職先を見つけられたり、プロジェクトに参加できるといった大きなチャンスを得られる可能性も出てきます。
他のプログラマーと関わることで常に新しい刺激を得られたり、モチベーションも高まるので人との交流を好む方にとっては最適な学習方法でしょう。
チャレンジサイトをしてみる
プログラミング学習を目的とした問題を提供し、解くことでスキルアップを促すWebサイトのこと。
その解答の正誤やパフォーマンスに基づいてポイントやランキングが与えられます。
チャレンジサイトには、初級者向け〜中級者向けまでのさまざまなプログラミング言語の問題が用意されているため自分が学びたいプログラミング言語を選ぶことができます。
自己学習にはなりますが書籍や動画学習とは違い実践的な学習ができることから、理論だけでは得られない知識やスキルを習得することができます。
チャレンジサイトには無料で利用できるものと、有料のものがありますので自分にあったものを選びましょう。
【重要】目標や目的に沿った学習や行動が1番大事
学習において自分の今のレベルにあった目標や目的を明確にし、具体的な計画を立て日々行動を行うことが重要です。
例えば、プログラミングスキルを身につけたい場合はどの言語を学ぶか、どのレベルまで勉強するか、どのようなプロジェクトに取り組むかなどを具体的に考えるなど。
それが正しくできていると、自分自身の成長を感じることができ自然と継続ができているようになるので、気がついたら驚くほどに実力がついているでしょう。
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